桐生を誇りたい! アマチュア史家・森村秀生さん 第18回 桐生は聖なる町である

前回まで、森村さんが発掘してきた桐生誕生の姿を綴ってきた。ジグソーパズルに例えれば、何となく全体の姿は浮かび上がってきた。20年にわたる研究の成果である。 だが、まだ見つからないピースがある。 ・桐生新町にお稲荷さんで描...

桐生を誇りたい! アマチュア史家・森村秀生さん 第17回 鹿沼、空白の4日間

覚成寺はいまでもみどり市大間々町の中心街を外れた山地にある。覚成寺を訪れた森村さんは、もう一つの看板に気が付いた。「覚成寺の歴史」とあり、その中に 「古い時代、この覚成寺は現在地より西北の山中深くにあったが、明治四十五年...

桐生を誇りたい! アマチュア史家・森村秀生さん 第16回 家康の遺骨が通った裏街道

そして、鹿沼での4日間が残った。 川越では徳川家康を神にする大法要を営んだのだから4日間という日数は必要だっただろう。だが、鹿沼にはそんな記録はない。目的地である日光は目と鼻の先だ。たった1日の行程でたどり着けるところま...