街の灯 「PLUS+ アンカー」の話 その20 「PLUS+ アンカー」って?
長くお読みいただいた「街の灯」も今回が最終回である。という段になって、迂闊な筆者は大事なことを忘れていることに気がついた。 「PLUS+ アンカー」の「PLUS+」って、どういう意味なんだろう? 不動産会社「アンカー」に...
長くお読みいただいた「街の灯」も今回が最終回である。という段になって、迂闊な筆者は大事なことを忘れていることに気がついた。 「PLUS+ アンカー」の「PLUS+」って、どういう意味なんだろう? 不動産会社「アンカー」に...
桐生市の目抜き通り、本町通は南北に走る長さ2.5kmにも及ぶ直線道路である。いまでこそシャッターが目立つ地方都市の一風景にすぎないが、桐生が織物で繁栄を極めていたころは大きな店構えの商店が軒を連ねてひしめき合い、人通りが...
その頃、機屋や買い継ぎ商(地元商社)が軒を並べた1丁目、2丁目、4丁目などに比べて3丁目に大金持ちは少なく、資産家と呼べる規模の商家も多くはなかった。 だが、それは本町通のほかの町内に比べてのことである。3丁目が織都桐生...
たった一例だけで 桐生の逆バネ とは大げさすぎる、と思われる方もあるかも知れない。実は、筆者が知るだけでも、もう一つ実例がある。桐生えびす講から少し外れるが、それを紹介したい。あの大火で町を総なめにされた本町3丁目の 「...
話を桐生西宮神社と桐生えびす講に戻そう。 桐生には江戸時代から「えびす信仰」が広まっていた。絹織物の生産地であり、絹織物取引の一つの中心地でもあった桐生には、いまでいう「社長さん」がたくさんいた。事業の繁栄を願う「福の神...